2017.04.21
タイへ修行に行った際、もっとも貴重な体験として
チェンマイ大学にて解剖学の授業を受けさせて頂きました。
実際のご遺体を何体も見て触って
内臓の仕組みや筋肉の働きについて勉強します。
チネイザン(お腹メインの施術)をしているセラピスト
さんは、大腸等を手に取り熱心に観察されていました。
実際の筋肉や臓器に触れる機会はそんなに無いので
ここぞとばかり見て触らせて頂きましたが
体の作りは自分が感じてた何倍も複雑で
本当によく出来ています。
本でしか見ていなかった、骨や筋や腱や筋肉が触ってみると
意外と固かったり薄かったり小さかったり。
発見が沢山あって、良い体験でした。
チェンマイ大学の先生達は、標本になっているご遺体さんを
『先生』と言います。
自分たちが学ぶ為、お体を提供してして下さった方に敬意を
込めているのです。
そういう姿勢も凄く素敵に感じました。
色んな先生方に沢山学ばせて頂いた日でした。